アットホームな社風に惹かれて。
就活に励んだ時期はちょうど就職氷河期で、実際私も苦戦しました。地元就職を希望していたのですがうまくいかず、都内に広げて活動した折、巡り合ったのが当社です。会社説明会等で企業訪問をすると、インターネットの情報ではわからなかった、その会社の雰囲気が伝わってきます。そんな中、当社は訪れた瞬間とても優しい印象を持ちました。それは今も変わらないのですが、飾らず、気取らず、あったかい雰囲気が当社の自慢だと思います。
多種多様なプロジェクトに出会える愉しみ。
私は記憶にあるだけでも12のプロジェクトに携わりました。短いものでは1カ月、長いもので29カ月。主に販売、営業、顧客管理、資産管理等のシステム開発です。スタートこそ汎用機ベースの案件が多かったのですが、最近はJavaやJavaScriptを使用するケースがほとんどです。最初の5年はとにかく経験を積む、そういうフェーズでした。プロジェクトごとに設計書の手法、開発手法また、プロジェクト管理の仕方、プロジェクトの雰囲気など失敗や成功を通してさまざまなことを学ぶ。そういう期間でした。
信頼を礎にさらに飛躍を。
現在のプロジェクトはかつて開発に携わった案件で、一度、別のプロジェクトで抜けましたが、再び担当することになり、今度はシステムの運用・保守を任されています。Webでエンドユーザー様が休日も利用される、いわゆるミッションクリティカルなシステムなので、トラブルのない運用、そして万一の場合の迅速な対応が要求されるほか、機能向上等を目的とした改変プロジェクトにも対応しています。自分で手がけたシステムを、デビュー後にケアして、お客様と共により良いものに育てていくということになります。運用をしながら、新規プロジェクトの設計と見積もりをし、新たな要員をアサイン、プロジェクトが成功するように管理していく。多重の螺旋を昇るが如くの業務ですが、前に進むだけ信頼が厚くなる実感があります。また、直接お客様と関わることも多いため、良いことも悪いことも意見・感想が聞けるので、感謝のお言葉を頂いた時は、達成感もひと一倍感じられる仕事でもあります。今後は、そうしたやりがい、醍醐味を、後進世代が体感できるよう、人材育成にも力を注ぎたいと思います。